「ビジネス数字の常識」読んでみた。
会社の数字を理解し軌道修正するには。
ポイント1.
好況期においては固定費型企業が有利
売上の増減が利益の増減に結びつきやすい為。
ポイント2.
不況期においては変動費型企業が有利
利益が出るまでに時間がかかり売上が伸びないと損失が大きくなる為。
ポイント3.
現在どちらの体質であっても中長期的には
固定費、変動費を低くする事が大切。
ポイント4.
外注「アウトソージング」が流行った理由
→バブル期に抱えてしまった固定費負担に耐え切れなくなった教訓を生かし人件費を固定費から変動費に変える動きが増えた為。
ポイント5.
外注依存性のリスク
商品の制作などのノウハウが会社に定着しなくなるり、生産ボリュームが増加した時、収益性が向上しずらくなる。
〜各種計算式〜
損益分岐点=固定費÷「1-変動費率」
損益分岐点目標売上=「固定費+目標利益」÷「1-変動費率」
※変動費率は1つの商品の売り先の毎に変動
「労働生産性」=付加価値÷従業員数
※小売業であれば1000万以上必要
「労働分配率」=人件費÷付加価値
※高すぎると経営がきつい
※低いと社員のモチベが下がる
※適性は40%〜50%程度
決算書とは下記3つのまとめ資料
業績確認、業績予想、業績目標
決算書の3つの見るべきポイント
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算表
経営分析するにあたりの3つの重要事項
収益性、安定性、成長性
~減価償却計算の例~
「耐用年数6年」
「残存価値10%」
「価格200万円」
180万円に償却率16.6%「100÷6年」
毎年30万の償却費となる。
経営効率→いかに少ない資産で会社を動かしたか
収益力→どれくらい利益をあげたか
A社「経常利益1000万、総資本1億」
B社「経常利益1000万、総資本5000万」
B社のが経営効率は良い
つまりいかに少ない資産で会社を動かしたかが評価される時代。「最低ラインは4%」
収益力の高さとは
「より少ない売上で、より大きな利益」
~マーケティングの基本~
・顧客が何を求めているか考える。
・顧客が求めている製品を作る。
・顧客にアピールする販売方法で販売すり。
ニーズ→おいしいものが食べたい
ウォンツ→ハンバーガーが食べたい
まずはニーズ喚起で興味付けすることから始める
「マズローの5段解説欲求」
1.生存の欲求
2.安全の欲求
3.帰属と愛の欲求
4.尊厳の欲求
5.自己実現の欲求
1→5を順番に目指していく
各段階にマーケットが必ずある。
まとめ
・決算書を見て会社の体力を理解する。
・資産管理を徹底する。
・マーケティング強化して売上を作る仕組作成。
・労働生産性を上げる、収益力をあげる。
・経営効率を上げる。
・あらたな課題を見つける。
バイ👍